2013.08.23 Friday

スターダンサーズ・バレエ団のバランシン


日傘なしでは歩けない真夏の土曜の昼下がり、
新百合ヶ丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワに出かけました。
スターダンサーズ・バレエ団(こちら)の
20世紀のマスターワークス」を観るためです。


 

日本のバレエ団によるバランシンを
鑑賞するのは初めてで、
どのように踊りこなすのだろうと楽しみでした。

 

時々レッスンを受けさせていただいている
先生も出演なさるので、ぜひ
拝見したいという思いもありました。

 

フォー・テンペラメント」。
生き生きと躍動的で、やっぱり気分が高揚しました。
先生もきびきびと踊っていらっしゃいました。

 

女子はベルト着用のシンプルな黒のレオタード。
男子は白いTシャツに黒のスパッツ。
日々のレッスンで鍛えた体だからこそ
このような体の線むき出しの衣装で
観客の前に立てるのですね。

 

真後ろの、年輩らしき男性の声が聞こえました。
「すごいね、オリンピックの体操みたいだね
あながち的外れとはいえない感想ですが、
バランシンにはオリンピック以上の超技が入っています。

 

ロビンスの「牧神の午後」。
当時バランシンの奥さんだった
タナキル・ル・クラークのために
振り付けられた作品です。

ニジンスキーの同名バレエと比較鑑賞するのが
醍醐味でもあります。

 

バランシンとロビンスは一緒に
ニューヨーク・シティ・バレエで仕事をし、
協力関係にありながら、
内心では互いに競争し合っていたという話です。

 

ヨーロッパのクラシックバレエと音楽の
真髄を知り抜いて、そのうえで
新しいバレエを次々に生み出したバランシン。
楽譜も読めないけれど、
粋で自由で大衆の心をつかむ
真にアメリカンなダンスを創ることができたロビンス。

 

ふたりは、自分にはなくて、相手にはあるものを
互いに欲しがっていたのかもしれません。

 

公演最後の演目はバランシンの
スコッチ・シンフォニー」。
当時奥さんだったマリア・トールチーフのために
創られたものだそうですが、
実験的だった「フォー・テンペラメント」と比べると
オーソドックスなバレエ作品に思えました。
愛らしい吉田都さんの
ぶれない、安定した踊りが素晴らしかったです。


2013.08.16 Friday

ニューヨーク・シティ・バレエがやってくる!


夏休みです。今年は10日とりました。



仕事で6時間はPCに向かいますが、
いつもよりは読書をして、のんびりと過ごしています。
それがあと二日で終わってしまいます。


東京にいないので、バレエのお稽古には行けません。
毎朝レッスンDVDを見て自主練するぞ、
ストレッチも寝る前に毎晩するぞ、
ポアントも毎日履いてルルべぐらいするぞ、
と意気込んでスタートしたマイ・サマー・バケーション。
ああ、それなのに、いまのところ、何もしていません。


筋肉が日に日に落ちていくのがわかります。
顔もたるんできました。


鏡のなかの自分を見るのが怖くなって、昨日
あわててCDをかけ、フェイス・ストレッチングをしました。
約50分ぐらいかかります。


やったことあります? こういうのです。
「眉を上げ、目を見開きます1,2,3,4,5(とカウント)
ゆっくりと自然の表情に戻します」とか
「軽く目を閉じます、眉だけ引き上げます1,2,3,4,5
自然の表情に戻します」
こんなのは易しいほうです。


これはできますか?
「頬の上部を引き上げ、上唇も鼻に付くぐらい引き上げます
1,2,3,4,5 自然の表情に戻します」
「小鼻をゆっくり吊り上げます。1,2,3,4,5
ゆっくり元に戻して、鼻の下をいっぱいに伸ばします
1,2,3,4,5 その状態で下瞼を引き上げます 1,2,3,4,5


バレエのレッスンを受けていると、
鏡のなかの自分の体や顔を見てしまうので、
お肉がたるんでいると嫌になります。
だから、顔の筋肉だって鍛えておかないと……。



で、2年前ぐらい前、
フェイス・ストレッチングの講習を受けました
(こちら)。



これがけっこう効くのです。
一過性ですが視力も強くなるし、
パソコンに向かう時間が長い私には好都合。
顔のお肉も引き上がり、肌にもハリが出ます。
人前ではできませんけどね。



それはさておき、休み中に気の利いたことをしようと、
ニューヨーク・シティ・バレエの
10月来日公演
(こちら)
チケットをとりました。




バランシンが6作かかります。
タランテラ」は所有のDVDに入っていないので楽しみ。
ジェローム・ロビンスは1作ですが、
この「ウエスト・サイド・ストーリー組曲
見逃せません。」


ああ、チケットをとった日に、無事に
オーチャードホールに行けますように!


2013.08.09 Friday

フィールドバレエを観ました!


8月8日の夜、
初めてフィールドバレエというものを観ました。
清里のホテル ハット・ウォールデンの広場で
7月下旬から、バレエ シャンブルウェストの
「ジゼル」の公演が行われていたのです。
受講しているポアントクラスの先生が
ウィリ(妖精)の女王ミルテの役で出演なさるので、
ぜひ拝見したいというのもありました。



お天気にめぐまれ、空には星がまたたき、
さわやかな空間のなかでの開幕です。
広場の周辺は森にかこまれていますから、
本物の樹木が舞台装置を構成しています。

第一幕、村の若者たちが集い踊るシーンでは、
タイミングよく花火が上がり、
会場には歓声が上がり、
ステージの両サイドからあてられる照明灯の光のなかで、
虫たちも音楽にあわせて踊っていました。

第二幕の墓場のシーン。
ステージ後ろ奥から、青白い光につつまれて、
ウィリたちが登場するシーンは幽玄そのものです。
先生は妖精の女王ミルテを
威厳と風格をもって美しく踊っていらっしゃいました。
ちなみに、広場の樹木の向こうの森には
本物の霊園がある、と知ったのは終演後のことでした。

第二幕の途中、思い出したようにが降りはじめ、
ジゼルが転倒するというハプニングがあり、
いったん上演中断となりましたが、すぐに止み、
裏方さんたちがステージを拭きあげて、
無事バレエは続けられたのです。

フィナーレで、ダンサーたちに
心のこもった温かい拍手が送られたのは
言うまでもありません。



バレエ シャンブルウェスト(こちら→)
気品のある舞台を見せてくれるバレエ団ですが、
8日夜の「ジゼル」はさまざまな要素がからんで、
ことのほか絶品でした。

ハット・ウォールデン(こちら→)では
毎年フィールドバレエが開催されています。
ホテルの名前は、むろんソローの
『ウォールデン 森の生活』から来ています。
すっかり気に入りました。
来年も宿泊して、バレエを鑑賞するつもりです。



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