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2018.08.27 Monday

漸く初校ゲラ戻して晩夏かな

 

前回ブログ更新したのが7月5日、話題はミントアイスのことだった。

以後、仕事に没頭せざるを得ず、ずっと休載していた。

仕事の文章書きに専念していると、ブログの文章が書けなくなってしまう。

この脳味噌は、切り替えのギアが入りにくいのでほんとうに困る。

 

遅れに遅れていた小説の翻訳作業を終えて印刷所に入稿したのが6月12日、

そしたら一週間半の21日に初校ゲラが出たのでホッと安堵したのだが、

いつもお願いしている校閲担当者に連絡したら今回は多忙につきNGとのことで、

血相変えて知り合いに連絡しまくり、代わりの方が見つかるまでは安息日、

というわけにもいかず、もう一作、年内に刊行する予定の翻訳物に取り掛かかりつつ、

7月19日に素晴らしいお仕事をなさる校閲者から引き受けるとのメールが来て一安心。

お送りしたそのゲラが完璧なチェック入りで810日に戻ってきたので、

お盆のあいだは東京にいて、直し箇所をチェックしながら熟読し、

「この小説はほんとうに面白いなぁ!」と感心しつつ、

表紙、裏表紙、本扉に使うビジュアルを探したり、デザインを考えたりしていた。

 

編集者にとって、これこそがまさに至福の時間。幸い、我ながら名案が浮かび、

キレのあるバレエダンサーの写真を表に、冬のセーヌ川の風景写真を裏に、

パリ・オペラ座ガルニエ宮のシャガールによる天井画を本扉に、という線で行く。

乞うご期待! どうぞ、皆さま、買ってください。

書店、チャイコショップ、amazon.jpにどんどんご注文ください。

詳細は追ってブログにてお知らせいたします。宜しくお願いいたします。

 

さて、一連の作業が終わり、24日に気分一新するため経堂のいつもの美容院に行き、

それから印刷会社に寄ってゲラを戻し、担当者と出版不況について話し込んだ。

取次会社が輸送費高騰につき、その分を出版社に穴埋め請求し、

書店も取り分アップを出版社に求めてきたりする時代になりつつある。

うまく回転できなければ、取次も書店も、そして出版社も潰れて行く。

それで角川書店などは取次を通さずに、書店と直取引の比率をどんどん増やし、

自社で印刷、製本したものを(取次を通していたら10日もかかっていたところを)

早ければ翌日に書店に届け、お客も嬉しい、取次料も発生しないという戦法に出ている。

だが、そんな体制に切り替えできない出版社はamazon.jp頼みにならざるをえない。

アメリカなどにはそもそも取次などなくて、始めから出版社と書店でやっている。

日本はなんだかなぁ、いろんなことに中間業者が入り過ぎているのだ。

 

 

不景気な話ばかり、なのに不快な残暑は続く。

この夏は例年よりも街の「氷」フラッグに引き寄せられることが多い。

最近は上等な珈琲専門店がかき氷をメニューに載せているので、

ちょっとお高いが、そういうものも試しに食べ歩いている。

青山5丁目のビルの2Fに、1111日までの期間限定で

猿田彦珈琲がカフェを出しているので入ってみた。

深煎りのサルメブレンドをネルドリップで淹れたコーヒーと

「墨橘」と命名されたかき氷のセットを注文したら、

水出しコーヒーの蜜と酸っぱい橘の蜜をかけ、もっちりした白豆をあしらい、

濃厚でまったりしたクリームチーズをたっぷりトッピングしたもので、

寒いくらいに涼しくなると同時にケーキを食べたみたいにお腹も満たされた。

 

庶民的なデニーズでは「氷いちごミルク」と「氷ミルク宇治抹茶金時」を

スモールサイズ二つセットでいただく。ビッグサイズ一種だとtoo muchなのだ。

庶民的といえば、この夏は31のアイスクリームもよく食べている。

8月末まで「ミニオンダブルフィーバー!」とかで、

スモールダブルを頼むと、レギュラーダブルになるサービス期間。

踊りたいバリエーションがあって、時間がとれるときには最近、

学芸大学ノアの格安レンタルスタジオで練習しているのだが、

先日も駅前店でチョコレートとチョコミントを食べてしまった。太る!

 

 


2018.07.06 Friday

ミントアイスな日々

 

仕事が一段落した2週間前の6月下旬

年初から決めていた二対目のピアスホールをようやく開けた。

近所のスキンケアクリニックでやってもらったのだが、

テープ麻酔をしたのに、ホッチキスみたいなピアッサーで

ぱちん! とされたときの痛さったらない。

お洒落ピアスを着けられるようになるには1〜3か月かかるので、

いまは無骨な医療用ピアスをつけている。

 

ピアスをたくさん持っているので、

毎日2セット付ければ楽しいだろうと思っての第二のホール。

6月末には友人が青梅で経営している大山宝石がセールだったので、

出かけて行き、コレクションアイテムの十字架タイプを2セットと

最近流行りの紐みたいなロングタイプを1セット購入した。

着飾れるまで最低でもあと2週間はお預けだ。

 

 

買物が済むと、わが友は日の出町の向こう側、あきる野市の

「南沢あじさい山」に車で連れて行ってくれた(こちら→)。

南澤忠一さんが40歳のときにご先祖様のお墓に花をお供えしたいと、

墓所周辺にあじさいをこつこつと挿し木で増やしては植え、剪定を続け、

村人、ボランティアの助けもあって半世紀経ったら

山一帯が花の山になっていたという──

なんともステキに美しいエピソード付きの観光スポットなのだ。

NHKで紹介されたらたちまち知れ渡って人気を集め、

我々が出かけたのは平日にもかかわらず

けっこうな数の人々が入山して花を愛で巡っていた。

 

 

早々と梅雨が明けたと思ったら、戻り梅雨だとかで蒸し暑くだるい日が続いている。

すっきりしゃっきりしたいので、このところミント系アイスクリームに凝っている。

意識して探すとあるもので、コンビニで多種のミントアイスクリームを見つけた。

 

 

 

ご覧の写真左縦長: ファミリーマートでフローズンされているものを注文し、

 店頭のマシンからミルクを注いでDIYするミントフラッペ。

上段上から時計回りに: チョコミントパンケーキ、ぎっしり満足チョコミント、

 ダースミントアイスバー、ベイクアイスミント、ガリガリ君リッチチョコミント、

 エッセルスーパーチョコミント6点ともファミリーマート)

下段上から: ショコラミントマカロンアイス、

 生チョコ入りチョコチップミントバー(2点ともセブン-イレブン)

 

いずれも夏場の人気商品らしく、翌日アイスボックスを覗きに行くと

ほとんどが品切れなので、運よく見つけたときに買い溜めすることになる。

コンビニはエンジェルR表参道校の付近にあるので

レッスンを頑張った夜には、カロリーを気にせずミントアイス舐めなめ、

すっきり爽快気分で帰路につき、至福タイムを満喫している次第。

 

それにしても思い出すのは、大昔サンフランシスコに住んでいたとき、

デパートのMacy’s 1階カフェで冬も夏も食べていたミントサンデー。

ミントシロップを下に敷き、緑と白のミントアイス2種を交互に詰め込み、

ミントチョコソースをかけ、ミントチョコ1枚とハーブのミント葉を飾った代物で、

食べ終わると頭がキーンとして、全身が涼しくなって、震えているのだった。

あれを食べるためだけにでも、いつか週末SFに遊びに行きたいなぁ。

 

 


2018.06.17 Sunday

NBAバレエ団「Short Stories 9」にBravi!

 

子糠雨の15日(金)、紫色のレインブーツを履き、

足取り軽く、彩の国さいたま芸術劇場に出かけた。

NBAの「Short Stories 9: Ballet Incredible観賞日だったのだ。

悪天候にもかかわらず気分が浮き浮きしていたのは、

遅れに遅れていた印刷所への入稿を12日(火)に終え、

バレエ無しで机にへばりついていた犇豺圻瓩10日間から

ようやく解放されていたからなのだが、当日は二回公演だから

二回ともキャスト違いで楽しむぞ、と盛り上がっていたせいもある。

14時と19時の舞台をSSの同じ席でリラックスして堪能した。

 

竹田仁美/盒郷診靴痢Stars & Stripes》を観るのは今回で二度目だが、

軽妙かつ敏速な足さばきとチャーミングな表情を要求される難しい

バランシン作品をこのカップルはいつも完璧にいとも簡単そうに踊りこなす。

 

Celts(ケルツ)》は大のお気に入りで、この演目が入っていれば

いつでも、どこでも、何回でも、わたしはNBAを観に行く。

今回でおそらく5回目になるんじゃないだろうか。

ダンサーの体が美しく躍動する踊りで目が歓び、

アイルランド音楽の変化に富んだ旋律が心を癒してくれる。

衣装がグループ毎に色分けされているのだが、

】の男性パートを踊った大森康正の、触れれば手が切れる

鋭利なナイフのように研がれた動きに一段と磨きがかかり、

同パートを夜の部で踊った清水勇志レイは先輩・大森に肉迫する

テクニックを見せて、大変な成長ぶりだった。

茶色】の峰岸千晶はアイルランドの地に君臨する女王のごとき

崇高さを身に纏っていたが、このプリンシパルダンサーが醸し出す

品格はいったいどこから来るのだろう、恰も御仏、マリア様なのだ。

そして一番好きなパート【メンズダンス】は筆舌に尽くし難い。

美しく引き締まった体の男子5人が上半身裸で途切れなく

跳躍し、回転し、ぶつかり合い、走り、拳を振り上げ踊る姿は

原始の祭礼シーンやスポーツ大会は斯くの如しかと思わせる。

5人が輪になるときには、なぜか今回はストーンヘンジの

神秘性をわたしは感じていた。毎回新しい発見があるのだ。

どのダンサーも素晴らしいが、昼夜踊っていた河野崇仁とは

個人的な面識があるので自然に目が行った。彼は

振付家兼ソリストの宝満直也の新作《11匹わんちゃん》と、

《ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番》でも昼夜踊っており、

そのパワーとエネルギッシュな踊りに瞠目した次第。

 

宝満直也の《11匹わんちゃん》には意表を突かれた。

5月にスタジオリハーサルで未完成のものを拝見していたが、

このような衣装、メイク、演出で来るとは! スタリハでの説明で

「ダンサーがものすごく動けるので振付がどんどん進化していく」

というように宝満は話していたが、NBAダンサーを得て

この若い振付家は嬉々として作品を仕上げていったのだろうと拝察する。

竹田仁美がここでも大活躍で、キュートな役どころを昼夜演じ踊っていた。

11匹男子瓩獅子奮迅、いや犖せ卻蛙廰瓩靴討い燭里聾世Δ泙任發覆ぁ

 

アルビン・エイリーの名作The Riverより《ボーテックス》

今回二度目の観賞で、前回同様、未だアーティストの勅使河原綾乃だが、

このダンサーは凄いのだ! 回転、アラベスクでの静止など、

すべての動きで全くブレない! 天と地を突き刺して踊り、

笑顔を浮かべて若々しく艶めかしい視線を客席に送る余裕さえ見せる。

 

書き切れないので一旦ここで筆を擱くが、ここまでだけでも

NBAダンサーの躍進、成長ぶりは明白だろう。

9月の日本初演「リトルマーメイド」、

来年3月の久保綋一版「白鳥の湖」に期待は弥増すばかりだ。

 

昼の部が終わり、夜までに待ち時間がかなりあったので、

どこのバレエ公演でもお会いする熱烈なバレットマン、Hさんと

劇場併設のカフェでお茶をした。ほぼ毎週バレエを観に行く

Hさんのバレエに関する情報、知識は並外れで、

語り出すと止まらない。あっという間に夜の部の開演時間になった。

夜の部にはバレエ友だちのAさんが勤務を終えて駆け付け、終演後、

三人でオチャケをしながらバレエ談義をしたので、

与野本町から渋谷に戻ったときには地下鉄銀座線が終わっていた……。

 

Hさんといただいたカフェペペロネのキャラメルショコラケーキ。

 

*敬称略とさせていただきました。

 

 

 

 

 



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出版社「チャイコ」専属エディターの鵺子が、世の中の出来事、仕事、身辺種々雑多、趣味のバレエなどについて書いています。
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