久保さんの本・イン・SWAN MAGAZINE

  • 2017.03.19 Sunday
  • 04:59

 

平凡社の季刊誌にSWAN MAGAZINEというのがある。

バレエファンにはお馴染みで、有吉京子さんの

連載コミック「SWAN─白鳥─」をメインメニューに、

国内外のバレエ公演の紹介や情報を掲載している。

今月発売の春号特集記事は見応え、読み応えがある。

パリ・オペラ座を中心に、各国のバレエ団を紹介しながら

「白鳥の湖」の歴史を紐解いている。

 

 

チャイコの『日本バレエを変える─コーイチ・クボの挑戦

BOOK欄で紹介されているのも嬉しい。

「電車の中で読み始めたら面白くて乗り過ごしてしまいそうになった」

とイントロで書かれている。ご掲載、ありがとうございます。

 

 

14日の火曜日、ターコさん(麻実れい)主演のお芝居

炎 アンサンディ」を三軒茶屋のシアタートラムで観た。

アンサンディはイタリア語やカタロニア語で「炎」を意味する。

 

「炎 アンサンディ」のフライヤーとプログラム

 

とある中東の国の内戦を軸に、それこそ火炎地獄のような戦争のなかで

翻弄され、引き裂かれる人々の姿を描いた作品だった。

でもこれは今も現実に世界中で起こっている人間の悲劇だ。

劇場という、閉ざされた暗い空間のなかで、それが観客に提示される。

ターコさんは、想像を絶する苦しみを生き、死んでゆく女性を演じていた。

彼女ほどの存在感のある女優でなければ、

ギリシア悲劇にも通じるこの翻訳劇は日本ではありえない。

作者はレバノン・ベイルート出身で、フランス・パリの

コリーヌ国立劇場の芸術監督を務めるワジディ・ムワワド氏だ。

 

それにしても、ターコさん演じる少女の恋人役で登場した

岡本健一さんからは強烈な印象を受けた。

ジャニーズ事務所の男闘呼組のメンバーで、

いまでは舞台を中心に役者として活躍しているが、

彼はこの作品で、小さな役も含めると9人の人物を演じていた。

芝居の後でトークイベントがあり、

岡本さんがそう話してくれたからわかったことだ。

主要な役どころを数人分、台詞もない小さな役もそこかしこで。

えっ! あれも、あれも、あれも岡本さんだったの! という感じ。

役への徹し方といい、演じ方といい、鵺子の知らぬ間に、

男闘呼組の美少年はこんな凄い役者さんになっていたのだ。

 

 

上の写真は、劇場の近くの通りで見かけた花木の蕾。

春の訪れを感じさせる白木蓮だ。

日本が戦争状態になり、戦火に包まれれば、馥郁たる香の

こんな美しい花を愛でることができなくなるのだろうなぁ……。

 

 

「しんぶん赤旗」に久保綋一さんの記事

  • 2017.03.12 Sunday
  • 23:08

 

34日付「しんぶん赤旗」くらし・家庭欄で

NBAバレエ団芸術監督・久保綋一さんが紹介された。

「わたしの宝物」というタイトルの土曜日定番コラムで、

これまでにもアーチストや俳優などが登場している。

 

 

2月中旬に記者とカメラマンがバレエ団を来訪し、

撮影とインタビューが行われたが、

きっかけが久保さんの著書『日本バレエを変える』だったので

担当編集者としてアテンド、同席させていただいた。

それで掲載紙が先週送られてきたのだ。

 

宝物は何ですか? と訊かれた久保さんは

バレエがまさに宝物です」と答えている。

どう日本のバレエを発展させていくか。

バレエを上質なエンターテインメントにしていく。

バレエ団で踊っているだけでダンサーが生活できるようにする。

これは絶対に成し遂げたいこと──と抱負も語っている。

ぜひぜひ実現していただきたい。

NBAバレエ団は日本バレエのテストケースなのだ。

 

最近の鵺子は、ピルエットを常にダブル回るよう努力している。

先生方のアドバイスを心して、お尻を締め、背中を広げ引き上げ、

頭で天を突き、脚で地を刺し、軸脚に体を預け、

回転方向に素早く軸脚側の脇を入れ込む。

それと同時に軸でないほうの足で床を蹴る。

理屈ではそれでうまくいくはずだが、

そんなことを考えていると却って回れない。

無意識の方が上手くいく。

バレエシューズでは時々ダブルを入れられる。

 

でも、ある日、ポアントのレッスン中、ダブルが入った。

なにも考えていなかったので咄嗟には気づかなかったが、

目の前のミラーに映った自分の顔が2回廻ったのだから、

これはダブル回ったということなのだ。

体は真っ直ぐ立っていた。

 

いやぁ、まぐれだったのかもしれないが、嬉しかった。

だからご褒美にPUERE HERMEのショップで

自分にこんなに美しいパウンドケーキを買ってあげた。

 

 

濃い目に淹れたコーヒとケーキはすごく美味しかった。

ポアントでのダブルは空を飛んでいるかのように気持ち良かった。

これから何度も空を飛びたい!

 

 

 

 

号外号外!『日本バレエを変える』が毎日新聞に

  • 2016.12.20 Tuesday
  • 16:53

 

さきほど毎日新聞の記者さんから連絡があり、

明日21日)の夕刊・芸能欄に、チャイコの久保綋一著

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦─』

新刊案内の記事として掲載されるとのことです。

 

 

ちょうど吉田都さんも同時期に本を出されていて

都さんの本との抱き合わせ。

海外で活躍してきたダンサーによる出版が続いたという

タイミングに合わせた内容になるそうです。

 

なにはともあれコーイチさんにもチャイコにも朗報で、

これからも日本のバレエ、日本のダンサーのために

仕事をしていく活力を与えられます。

 

本のご注文は、ぜひともチャイコショップにお願い申し上げます

26日に増刷分が入荷いたします。

http://tchaiko.co.jp/ でございます。

 

 

『日本バレエを変える』出だし好調!

  • 2016.12.18 Sunday
  • 08:11

 

前回の更新が1117日だったから、今日で1カ月ぶりになる。

あの頃は新刊のオビの責了をしたり、甥の結婚式もあったし、

出版情報登録センター、日本書籍出版協会、日販、amazon

新刊情報をネット登録作業もあり大わらわだった。

 

1128日に新刊『日本バレエを変える』の100部が届いたので、

著者の久保綋一さんに見本10部をお届けした。

とても良い出来上がりなので喜んでいただけた(こちら→)。

 

12月3、4日に彩の国さいたま芸術劇場でNBAバレエ団の公演

スターズ・アンド・ストライプス」があり(こちら→)、

会場物販をしていただくので30部を宅急便で送りだした。

加えてバレエ団から50部お買い上げの連絡があったのでそれも出荷し、

残りを以前から待っていてくれたバレエフレンドたちのために取り置いたら、

早刷の100部は一気に手元から消えてしまった。

 

彩の国での公演はバランシン、ムールトリー、平山素子の贅沢なトリプルビルで大入り。ロビーでは

久保綋一さんが踊るDVD動画も流され、これまた大人気。本の売れ行きも上々だった。

 

チャイコの本はオンデマンド(ODP)の丁寧手作りなので製本に時間がかかる。

特に今回は上製本で、DVDに動画を焼き、盤に印刷をし、袋に入れて、

本のうしろに貼り込みをするのでひと手間もふた手間もかかる。

印刷と製本の現場はフル稼働状態だが、チャイコは在庫を抱えすぎて

売れ残りを断裁するなんてことはしたくないのでODPにこだわっている。

断裁だなんて、本の悲鳴が聞こえてくるじゃないか。

 

2回目の納品分は1212日の正式発売日に向けて取次に届けて書店に配本、

残りを新刊情報登録後すぐに予約が来ていたamazonへ送り出した。

3回目、4回目の納品分もすでに行く先が決まっている。

鵺子が通うバレエスタジオ「Angel R」でも買取り物販してくださっている。

チャイコのショップや鵺子直販で予約してくださっているお客様、

取材でお世話になった方々への献本は26日到着分での対応になる。

amazonから引き続き納品依頼が来ているが、しばらくは在庫切れ状態。

皆さま、どうぞ、ご注文の際はチャイコのネットショップ(こちら→)

あるいは鵺子に直接ご連絡ください。

 

日本バレエを変える』は、肉体的ハンディをものともせず、

アメリカで20年プリンシパルとして踊り、

いま、日本のバレエを世界レベルに引き上げようと立ち働いている

天才ダンサー・久保綋一の半生記です。

84分の資料付録DVDには、本人18歳からのパフォーマンスが

ハイライト収録されています。ここでしか見られない貴重な動画です。

 

大谷郁代展へのご招待

  • 2016.11.17 Thursday
  • 09:26

 

チャイコのアンセム・シリーズ

秘密の心臓』『悪の道化師』のカバー絵の画家、

大谷郁代さんから個展の案内状が届いた。

 

於:日本橋三越本店 本館6階 美術サロン

会期: 12713(最終日は午後5時閉場)

 

 

題して─パステル・軽さと重さ─ 大谷郁代展」。

展示作品には、アンセム・シリーズの

カバーの原画も含まれるという。

これは楽しみだ。なぜかというと前編・後編のカバー絵は

 

 

大きな作品からトリミングされたもので、

オリジナルにはさらなる大谷さんの“世界”が描かれている。

これを会場で鑑賞することができるのだ。

 

大谷さんはバレエダンサーも好んで描いているが、

今回の個展のテーマ「軽さと重さ」は

ミラン・クンデラの小説『存在の耐えられない軽さ』

にインスピレーションを得ているという。

軽い質感のパステルと木炭を使い、緻密な重さを持つ画風

の大谷作品にふさわしい。

他に、直木賞候補になった宮下奈都の『羊と鋼の森』

の世界観を大谷さんの感性で表出した

[美しい森]という作品など約20点が展示される。

 

小説と絵画。バレエダンサーと絵画。

鵺子の生活を豊かなものにしてくれる

三要素を含む大谷さんの作品展だ。

 

話は変るが、今日、郵便局の帰り道、

今月オープンしたばかりの「ELLE café」(こちら→)に入ってみた。

六本木やヒカリエにはテイクアウトショップがあるが、

レストトランにもなっているのは青山店だけとのこと。

お茶の時間だったからウォールナッツタルト

エチオピア産コーヒーで寛ぐことにした。

 

 

メニューの詳細によると、タルトには胡桃のキャンディ、

カリフォルニアレーズン、ハニーキャビア、

塩キャラメルジェラートが載っている。

ところが「ハニーキャビア」というのがわからない。

訊くと、「蜂蜜をアルギニン酸で固め粒状にしたもの」という。

クローズアップで見ると、確かにイクラみたいな粒粒だ。

 

 

このカフェはオープンテラスもあってフランスっぽい。

パリに本店があるのかと思いきや、否、日本だけなのだという。

料理のタイプはフレンチカリフォルニアキュイジーヌ。

2Fのレストランでは、マドンナやオバマ大統領などを

顧客にもつサンフランシスコ在住のセレブリティシェフ、

メリッサ・キングが開店時のゲストシェフとして

日本の産地を旅して厳選したオーガニック食材を使った

スペシャルコースを供しているという。

なるほど、どちらかといえばアメリカン。

それでは近日中にトライしてみよう!

 

 

久保紘一さんの本、印刷中

  • 2016.11.11 Friday
  • 01:29

 

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦

本文がこの10日に責了した。

オビと投げ込みチラシのコピー修正も終えた。

束見本に表紙とカバーをかけ、眺め、

満足の笑みを浮かべる今日この頃の鵺子である。

 

 

翌日DVDが完パケしたので

印刷所にサンプルを受け取りに行った。

そわそわしながら視聴したが、

84分ばっちりOK、パーフェクト。

 

 

茄子紺の円盤には、久保さんが18歳で渡米する

きっかけになった〈ダイアナとアクティオン〉から始まり、

念願だった「ジゼル」のアルブレヒトまで10本が入っている。

彼の踊りの凄さが凝縮されたハイライト集だ。

DVDを本の参考資料付録にできて本当に良かった。

天才ダンサーですよと言葉で言っても、

百聞は一見に如かず、なのだから。

 

動画の使用については、その過程で苦労した。

コンテンポラリーは振付家の許諾が必要で、

許可を得られたとしても、米国の知的財産権法に基づき、

連続使用は30秒以内、計3分しか使えない。

音楽との兼ね合いもあって編集がややこしいのだ。

「スターズ・アンド・ストライプス」については

ジョージ・バランシン財団と契約書まで交わす大事になった。

クラシックでも公演の主催者、オーケストラの承諾が必要で、

本の原稿のかたわら、メールや手紙を何通も書き送った。

結果、世界にひとつしかないDVDが出来上がった

 

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦─

刷了するのは12月上旬。

このクリスマスシーズン、年末年始に、

素晴らしいテクニック、表現力、音楽性を持った

天才ダンサーの姿をぜひ読み、観ていただきたい。

そして、日本のバレエ界の問題を

一考していただけたら本望だ。

 

話は変り、ずっとブログを書けなかったので、

いまさらながらハロウィーンシーズンに食べた

パンプキンパイについてのご報告。

シナモンが好きで、数軒のお店で試したが、

今年のマイベストは南青山5丁目の「Clinton St. Baking」。

 

 

NY本店の固焼きホームメイドテイストそのままで、

アメリカンコーヒーにすごく合っていた。

 

 

 

久保本、光が見えたので小休止

  • 2016.10.23 Sunday
  • 04:37

 

日本バレエを変える コーイチ・クボの挑戦─』の

本文再校ゲラを戻し終え、現在、念校ゲラが出るのを待っている。

謝辞、参考資料リスト、奥付などの追加原稿は入稿したが、

年譜、編集者あとがき、解説を月末までに入れないと

校了がますます遅くなる。

あぁ、DVDの校閲もしなくてはならない。

 

本には久保さんの写真が沢山掲載されている。上は「くるみ割り人形」の胡桃王子。

 

このブログ、週一更新のはずなのに、

この数ヶ月は月一ペースに成り下がってしまった。

仕方ない、仕事、仕事が優先だ。

でもスイーツはいただいてるし、マイイベントもあるので、

書くならちょっと小休止のイマでしょう。

 

我が家のマンションの隣に、新しい3F建てのビルがある。

お洒落なレストランが入っており、屋上にはテントを張った、

アウトドア気分の「IKU青山」(こちら→)がある。

いつも通りがかるとかき氷の看板が気になっていたが、

今月半ば、小春日和で汗ばむ感じだったので

これが今年最後になるからと、入ってみた。

 

看板には「イチゴかき氷」とあったのに、

それは品切れだったので、代わりにカシスを注文した。

カシスは生を絞ってかけてあるのだそうで、

崩れないように氷を掻き分けていくと、クリーム状の

マスカルポネチーズがコンデンスミルクのように入っている。

かき混ぜていただくと甘酸っぱい不思議な味わいになる。

 

 

お天気がいいので壁代わりのビニールシートは除けられ、

天井の幕も巻かれているので、青空が見えて目の先は絶好の都会の景色。

仕事に疲れたら、ここでランチするのがいいかもしれない。

 

今月4日には、ターコさんが初めてトットちゃんと共演した

レティスとラベッジ」を、名古屋から駆けつけてきた

ターコさんファンの友人と一緒に、EXシアター六本木で観た。

 

 

普段では物凄い早口の黒柳徹子と、おっとり口調の麻実れい。

ターコさんファンとしては心配と好奇心で

このコンビのお芝居にわくわくどきどきだったのだが、

ピーター・シェーファーのスタイリッシュなコメディーを

それぞれの個性が光る演技で見せていた。

 

ターコさんは長い黒髪をどうやってしまっているのか、

ふたつもウィッグを付けて、その上に包帯を巻いた状態で

登場する場面があり、あれは頭が大変だったろうなぁ、と

鵺子はヘンなところで感心してしまった。

しかし、いつもと変わらず、長身、美形、足長のターコさん。

1113日が恒例の「お茶会」なので、またお会いできる。

むろん、名古屋のお友だちも一緒に参加。

 

11月には同窓会、結婚式などのイベントも待っている。

その頃には本が印刷に回っている、はず、だ。

 

 

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦―』

  • 2016.10.01 Saturday
  • 08:50

 

ブログ休載が一ヶ月を越えていた。

スィーツは食べているから写真のストックばかり増える。

そして鵺子の脂肪も増えている。

 

本当に忙しかった、落ち着かなかった。

久保綋一さんNBAバレエ団芸術監督)の本の

初校ゲラが八月末に出たあと、

九月中旬まで写真レイアウトの作業に集中していた。

その写真の枚数が60点越え。

現役時代の久保さんのものが多い。

写真家の名前がわからないものも多々あって、

関係者やネットをあたって探し出すのに時間がかかった。

 

一昨日、写真が全部載った再校ゲラが出てきて、

「我ながら本文と写真がドンピシャ!」と鵺子は大喜び。

 

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦─』再校ゲラのページ。

 

カバー写真はNYの大御所写真家のものを

使わせてもらう許可をとるのに時間がかかっていたが、

昨日、ようやくOKの連絡がきたので胸をなでおろした。

それでホッとしてブログを書いている。

 

本のタイトルは『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦―』。

旧態依然とした日本のバレエ界を

グローバルスタンダードに持っていきたいという

久保さんの意気込みを伝える内容になっている。

背が低いというハンディを抱えた彼がどうして

「ジゼル」や「白鳥の湖」で主役を踊るまでになったか──。

アメリカはコロラド・バレエ団のプリンシパルとして

二十年近く踊ってきた久保さんの、波瀾万丈にして奇想天外な半生が

赤裸々に語られているので乞うご期待!

写真だけでは彼の踊りの凄さはわからないので、

動画でハイライトシーンを見せるDVDが付録になる。

 

鵺子の会社は八月決算なので、それもあって余計に忙しかったが、

週明けに税理士に報告書を郵送し終えたら、

このDVDの編集を始めなければならない。

追加原稿もあるし、これで校了日に間に合うのだろうか……。

 

家の近くの骨董通りに「ブルーム アンド ブランチ」

という洒落たブティックがあって、

店のなかに「COBI COFFEE」というカフェが併設されている。

以前から気になっていたので、「かき氷あります」

の看板に引きずられて入ってみた。

《エスプレッソと白餡練乳、コーヒーゼリー添え》のかき氷、

それにコビブレンドサニーというコーヒーを注文。

 

 

白餡というのが和風で、あとはコーヒー系なので

奇妙な組み合わせのような感じだが、

なかなかオツな逸品で、疲れを吹き飛ばしてくれたのだった。

 

久保綋一本、やっと文字原稿入稿

  • 2016.08.21 Sunday
  • 17:30

 

予定では先月中旬になるはずだったのに、

本文原稿が納得いくものにならず

推敲、追加、削除、入れ替えを繰り返し、

ようやく18日に印刷所に持っていった。

 

次は、一週間後に出てくる初校ゲラのなかに

写真をレイアウトする作業だ。

写真は60枚ほどを候補にしているが、

解像度が低いのは使いものにならないので

おそらくかなりの数を捨てることになるだろう。

 

それにしても、久しぶりに海外のカメラマンに

連絡をする仕事をして驚いた。たとえば、

1998127日付ニューヨークタイムズ紙に掲載された

久保綋一とシャロン・ウェナーが「ドン・キホーテ」の

パ・ド・ドゥを踊っている写真──

 

 

入手したいが新聞社にメールしても、たらい回しになるのがオチ。

どうしようと考えあぐねていたら、記事なかの写真の下に

クレジットが入っているではないか。

ネット検索したら同名の人のHPがあったので、

そこのメルアドに連絡したら、ドンピシャリで

「写真ありますよ」と即返信がきた。

 

値段の交渉をして、こちらが電信振込した額が着いたら

高解像度の画像をメールで送ってくれることになった。

低解像度のものをサンプルとして見せてくれたが、

見開きで使える美しいカラー写真。

スキャンされた新聞ではぼけぼけのBWだったので、

これは予想外の拾い物だった。

「2000年にコーイチがアシュトンの『ファサード』を

踊っているのもあるわよ。必要?」

と訊いてきたので、サンプルを見たらこれまた傑作で、

連続で見せるため2点購入した。

 

ちなみにこのカメラマン氏は女性で元バレエダンサー。

写真の勉強をして、転身し、作品を取り続けている。

欧米ではダンサーから弁護士、批評家、作家になる人もいる。

 

それはさておき、さっき書いた

犇辰い伸瓩箸いΔ里呂海里海箸任呂覆ぁ

昔、鵺子が週刊誌や月刊誌で働いていたとき、

海外の写真を購入するときは、急いでいるものは

特注で貨物便に乗せて送ってもらい(当時は4〜5万円かかった)、

〆切に間に合うか、飛行機の到着は遅れないだろうか、

空港から編集部までの配達時間なども気がかりだった。

実物を手にするまでは安心できなかったものだ。

 

それが、いまは、メールでさくさくと購入できる。

送料も時間もかからない。

ンターネットがここまで発展したおかげで、

仕事が実にやりやすい。ありがたい。

Googleには特別に感謝している鵺子なのだ。

 

18日、印刷所に原稿を届けた帰途、

かねてから友人と一緒に行こうと言っていた南青山五丁目の

チョコカフェ「Summerbird Organic」(こちら→)に入った。

友人とはいつ会えるかわからないので申し訳ないけど、

この夏限定のチョコレートかき氷を独りで食した。

 

 

このカフェはスカンジナビア出身のオーナーによるもので、

昨年から南青山に出店している。

100%オーガニックの食材だけを使った高級チョコと

コーヒーでティータイムを楽しめる。

かき氷は、砂糖水とチョコを混ぜて凍らし削った逸品。

きりきりと冷えていて、苦みの効いたチョコの

トッピングが最後までカリカリに硬いのがいい。

全体はかき氷というより、チョコソルベのような濃厚さだった。

 

 

「ブログを書く余裕がない」とは書きたくなくて

  • 2016.07.10 Sunday
  • 04:41

 

先月から原稿書きに集中している。

年内、10月もしくは11月までに刊行する

チャイコのオリジナル・ノンフィクションのためだ。

だから他のことを書く余裕がない。

 

いまブログを見たら、528日を最後に更新していない。

先々週、友人がさすがに心配して電話とメールで

「どうしてる?」と連絡を入れてくれた。

死んでるか、病気をしてるか……。

気遣ってくれる友の存在はありがたい。

 

「ごめんね、難しい原稿書いていると頭が回らず、

書けない、忙しいだのばかりブログに書きたくないし」

と謝って、この不義理を挽回すべく、落ち着いたら会うことにした。

古巣の友人からの飲み会や韓流食事会のお誘いもお断りしている。

どうにかしてこの難局を乗り越えなくては。

 

ある企業のアンケートに応えたら、抽選で果物セットが当たった。メロン、マンゴー、佐藤錦で一万円相当?

 

チャイコはこの7月3日で設立から丸三年が過ぎた。

鵺子のブログは来る8月が三周年記念だから

お色直しもしたいし、内容も変えていきたい。

そんなことを頭の片隅で考えつつ、いまは原稿まとめに入っている。

 

原稿書きに専念している山の家の窓から見る霧景色。

 

このノンフィクションは、アメリカで20年近く踊ってきた

バレエダンサー久保綋一さんの半生を綴ったもので、

取材第一弾を行ったのが2014年師走から翌年3月まで。

その後は資料集めと写真、DVDの整理をし、

他の仕事と手術が間に入ったのでしばらく中断。

残りの取材にラストスパートをかけたのが2015年秋から。

テープ起こしをしながらぽつぽつと書いてきた粗原稿に

直し入れを始めたのが、バレエ発表会を終えた5月中旬からだった。

 

久保綋一さんはNBAバレエ団の芸術監督で、

身長が低いというハンディを持ちながら18歳で渡米し、

抜群のテクニックと音楽性と表現力を評価され

コロラドバレエ団で主要な役を様々な作品で踊ってきたお方。

アメリカのプロのバレエ団で経験してきたことを活かし

旧態依然とした日本のバレエを変えていくために働いている。

 

お忙しいからお話を伺えるのは飛び飛びに週の木曜日だけ。

バレエ団は鵺子の職場から一時間半はかかる新所沢にあり、

出かけて行っても1時間とか30分で取材は終わり。

それでもインタビューのお話は12章分にもなり、

プリントアウトした資料は厚さ20センチほどもある。

 

NBAバレエ団の取材帰りに寄るデニーズの鵺子好物「ミニチョコサンデー」。

 

さらにアメリカに電話取材をしたり、

久保先生の関係者が来日するとまた取材にでかける。

お借りしている写真のレイアウトも考えながら

印刷所に入れるための入稿原稿を仕上げていかねばならない。

果たしてちゃんと完成するのだろうか……。

 

ということで、これからまた原稿に大集中。

8月には入稿も済ませ、お色直しをしたブログで再出発したい。

早く毎日バレエを踊れる生活に戻りたい。

 

忙中閑ありでランチに作った冷やし中華。錦糸卵もちゃんと自分で調理した自家製なり。

 

(ところで、渋谷でバレエ講師が親指を元生徒の中年男に

切断されるという事件には震撼した。思わず仕事を中断し、

関連ニュースを探してネットサーフィンした鵺子。

皆さん、危ないスタジオには行かないように!)

 

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(株)チャイコのHP

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このブログについて

バレエ関連書籍の出版社「チャイコ」専属エディター、鵺子が仕事、バレエ、スウィーツなどについて書いています。

著者プロフィール

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チャイコの本


NYタイムズ紙から絶賛され、
アメリカで20年踊り続けた
天才ダンサー・久保綋一の
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