念願の彼岸花と、西城秀樹

  • 2018.10.13 Saturday
  • 08:14

 

新刊『びっくりさせてよ』(11月中旬発売予定)の作業が

ようやく峠を越え、8月末決算の報告書も税理士に提出し終えた。

西城秀樹のビブラートの利いたハスキーボイスの歌を聴きながら、

書きたいことが溜まっているブログを書いている。

 

表紙がまだダミーですが、とりあえず帯なしと帯あり、表と裏です。

 

あまりにも忙しくてバレエのレッスンにも行けず、

筋肉の衰えは週一のマシン・ティラピスでなんとか回避してきたが、

これが案外有効で、お腹とお尻の引き上げを一週間は保てる。

ティラピスをやっていればバレエを止めてもセーフかもしれない。

 

忙しいとはいえ、今年はどうしても埼玉県高麗の巾着田にある

曼殊沙華群生地を見ておきたかったので、

9月下旬に友人たちと連れ立って出かけた。

20年も前から思っていたのにいつも行けなくて、

こんなことでは見ずに死んでしまう、と一念発起したのだった。

やっぱり凄かった。500万本の赤い絨毯ですからね!

最近、思うのだ、やりたいことは、すぐにやろうと。

なんだろう、自分が死を意識している、と感じる今日この頃。

 

雨の日で、濡れた彼岸花は艶っぽい。白い品種を見るのは初めて(上の写真)

 

8月のいつだったか、テレビの番組で、

西城秀樹の脳梗塞リハビリ中の姿を見て胸を打たれた。

5月に亡くなったことはニュースで耳にしていたが、

意識的に彼の歌を聴いていたファンではなかったので、

このような闘病生活をしていたことも知らなかった。

彼が大活躍していた時代、こちらは深夜まで仕事をする

報道や出版関係の会社勤務で、テレビの歌謡番組やドラマなどを

楽しむ生活ではなく、お恥ずかしいほど余裕のない人間だった。

訃報を聞いた頃は、この新刊『びっくりさせてよ』の

翻訳作業でPCに張り付いていた。

 

仕事の緊張もほぐれたいま、残務処理をしながら、

Youtubeをオンにしたまま彼の歌に聴き入り、

コンサートでの姿、ドラマなどに出演している動画などを観ている。

1972年に16歳でデビューし、63歳で逝去した彼が

歌唱力、演技力において驚くべき天才だったことがよくわかる。

歌うことの意味を深く掘り下げて、真摯に向かい合っている人だった。

私同様、亡くなってからファンになる人がものすごく増えているらしい。

国民栄誉賞を西城秀樹に! という動きもあるようだ。

「日本初」と付くことを数多く成し遂げた人でもあった。

野外や球場でのコンサート、クレーンを使った空中パフォーマンス、

マイクスタンドを振り回して歌い踊り絶唱するスタイルなど。

エンタテイナーとしてアジア圏に進出した先駆者でもあった。

 

9月2327日の5日間、池袋の映画館「新文芸坐」で

【追悼・西城秀樹 ヒデキ、フォーエバー!】が催されたので

遅れて来た熱狂的な秀樹ファンと化した私は、

格安料金で2本立てを上映するこの映画館に連日通い詰めた。

 

『おれの行く道』(秀樹19歳、田中絹代と共演)  

『ブロウアップ ヒデキ』(20歳、全国ツアーのライブ・ドキュメント)

『としごろ』(17歳、和田アキ子、森昌子、山口百恵、石川さゆり等が出演。

 本人はスター歌手としての特別出演)

『しあわせの一番星』(18歳、浅田美代子と共演)

『ひとつぶの涙』(17歳、森田健作と吉沢京子が主演。本人は歌手役で特別出演

『愛と誠』(18歳、原作は梶原一騎の劇画で、不良の少年と令嬢の愛の物語)

『現代仁侠伝』(42歳、奥田瑛二主演で本人はヤクザの組長役で前半に殺される)

『傷だらけの勲章』(31歳、刑事役で主演。エジプトロケも行われた。冒頭に

 ベッドシーンや後姿オールヌードのシーンがあって“びっくりさせてよ”だった)

 

映画館の壁に貼られていた当時のポスターや記事など。

 

本人執筆の著書や、若い頃の写真集も出ているし、

18歳年下の未亡人による本も11月に出版が予定されている。

私のなかの秀樹ブームはまだまだ続く

 

 

漸く初校ゲラ戻して晩夏かな

  • 2018.08.27 Monday
  • 05:46

 

前回ブログ更新したのが7月5日、話題はミントアイスのことだった。

以後、仕事に没頭せざるを得ず、ずっと休載していた。

仕事の文章書きに専念していると、ブログの文章が書けなくなってしまう。

この脳味噌は、切り替えのギアが入りにくいのでほんとうに困る。

 

遅れに遅れていた小説の翻訳作業を終えて印刷所に入稿したのが6月12日、

そしたら一週間半の21日に初校ゲラが出たのでホッと安堵したのだが、

いつもお願いしている校閲担当者に連絡したら今回は多忙につきNGとのことで、

血相変えて知り合いに連絡しまくり、代わりの方が見つかるまでは安息日、

というわけにもいかず、もう一作、年内に刊行する予定の翻訳物に取り掛かかりつつ、

7月19日に素晴らしいお仕事をなさる校閲者から引き受けるとのメールが来て一安心。

お送りしたそのゲラが完璧なチェック入りで810日に戻ってきたので、

お盆のあいだは東京にいて、直し箇所をチェックしながら熟読し、

「この小説はほんとうに面白いなぁ!」と感心しつつ、

表紙、裏表紙、本扉に使うビジュアルを探したり、デザインを考えたりしていた。

 

編集者にとって、これこそがまさに至福の時間。幸い、我ながら名案が浮かび、

キレのあるバレエダンサーの写真を表に、冬のセーヌ川の風景写真を裏に、

パリ・オペラ座ガルニエ宮のシャガールによる天井画を本扉に、という線で行く。

乞うご期待! どうぞ、皆さま、買ってください。

書店、チャイコショップ、amazon.jpにどんどんご注文ください。

詳細は追ってブログにてお知らせいたします。宜しくお願いいたします。

 

さて、一連の作業が終わり、24日に気分一新するため経堂のいつもの美容院に行き、

それから印刷会社に寄ってゲラを戻し、担当者と出版不況について話し込んだ。

取次会社が輸送費高騰につき、その分を出版社に穴埋め請求し、

書店も取り分アップを出版社に求めてきたりする時代になりつつある。

うまく回転できなければ、取次も書店も、そして出版社も潰れて行く。

それで角川書店などは取次を通さずに、書店と直取引の比率をどんどん増やし、

自社で印刷、製本したものを(取次を通していたら10日もかかっていたところを)

早ければ翌日に書店に届け、お客も嬉しい、取次料も発生しないという戦法に出ている。

だが、そんな体制に切り替えできない出版社はamazon.jp頼みにならざるをえない。

アメリカなどにはそもそも取次などなくて、始めから出版社と書店でやっている。

日本はなんだかなぁ、いろんなことに中間業者が入り過ぎているのだ。

 

 

不景気な話ばかり、なのに不快な残暑は続く。

この夏は例年よりも街の「氷」フラッグに引き寄せられることが多い。

最近は上等な珈琲専門店がかき氷をメニューに載せているので、

ちょっとお高いが、そういうものも試しに食べ歩いている。

青山5丁目のビルの2Fに、1111日までの期間限定で

猿田彦珈琲がカフェを出しているので入ってみた。

深煎りのサルメブレンドをネルドリップで淹れたコーヒーと

「墨橘」と命名されたかき氷のセットを注文したら、

水出しコーヒーの蜜と酸っぱい橘の蜜をかけ、もっちりした白豆をあしらい、

濃厚でまったりしたクリームチーズをたっぷりトッピングしたもので、

寒いくらいに涼しくなると同時にケーキを食べたみたいにお腹も満たされた。

 

庶民的なデニーズでは「氷いちごミルク」と「氷ミルク宇治抹茶金時」を

スモールサイズ二つセットでいただく。ビッグサイズ一種だとtoo muchなのだ。

庶民的といえば、この夏は31のアイスクリームもよく食べている。

8月末まで「ミニオンダブルフィーバー!」とかで、

スモールダブルを頼むと、レギュラーダブルになるサービス期間。

踊りたいバリエーションがあって、時間がとれるときには最近、

学芸大学ノアの格安レンタルスタジオで練習しているのだが、

先日も駅前店でチョコレートとチョコミントを食べてしまった。太る!

 

 

久保さんの本・イン・SWAN MAGAZINE

  • 2017.03.19 Sunday
  • 04:59

 

平凡社の季刊誌にSWAN MAGAZINEというのがある。

バレエファンにはお馴染みで、有吉京子さんの

連載コミック「SWAN─白鳥─」をメインメニューに、

国内外のバレエ公演の紹介や情報を掲載している。

今月発売の春号特集記事は見応え、読み応えがある。

パリ・オペラ座を中心に、各国のバレエ団を紹介しながら

「白鳥の湖」の歴史を紐解いている。

 

 

チャイコの『日本バレエを変える─コーイチ・クボの挑戦

BOOK欄で紹介されているのも嬉しい。

「電車の中で読み始めたら面白くて乗り過ごしてしまいそうになった」

とイントロで書かれている。ご掲載、ありがとうございます。

 

 

14日の火曜日、ターコさん(麻実れい)主演のお芝居

炎 アンサンディ」を三軒茶屋のシアタートラムで観た。

アンサンディはイタリア語やカタロニア語で「炎」を意味する。

 

「炎 アンサンディ」のフライヤーとプログラム

 

とある中東の国の内戦を軸に、それこそ火炎地獄のような戦争のなかで

翻弄され、引き裂かれる人々の姿を描いた作品だった。

でもこれは今も現実に世界中で起こっている人間の悲劇だ。

劇場という、閉ざされた暗い空間のなかで、それが観客に提示される。

ターコさんは、想像を絶する苦しみを生き、死んでゆく女性を演じていた。

彼女ほどの存在感のある女優でなければ、

ギリシア悲劇にも通じるこの翻訳劇は日本ではありえない。

作者はレバノン・ベイルート出身で、フランス・パリの

コリーヌ国立劇場の芸術監督を務めるワジディ・ムワワド氏だ。

 

それにしても、ターコさん演じる少女の恋人役で登場した

岡本健一さんからは強烈な印象を受けた。

ジャニーズ事務所の男闘呼組のメンバーで、

いまでは舞台を中心に役者として活躍しているが、

彼はこの作品で、小さな役も含めると9人の人物を演じていた。

芝居の後でトークイベントがあり、

岡本さんがそう話してくれたからわかったことだ。

主要な役どころを数人分、台詞もない小さな役もそこかしこで。

えっ! あれも、あれも、あれも岡本さんだったの! という感じ。

役への徹し方といい、演じ方といい、鵺子の知らぬ間に、

男闘呼組の美少年はこんな凄い役者さんになっていたのだ。

 

 

上の写真は、劇場の近くの通りで見かけた花木の蕾。

春の訪れを感じさせる白木蓮だ。

日本が戦争状態になり、戦火に包まれれば、馥郁たる香の

こんな美しい花を愛でることができなくなるのだろうなぁ……。

 

 

「しんぶん赤旗」に久保綋一さんの記事

  • 2017.03.12 Sunday
  • 23:08

 

34日付「しんぶん赤旗」くらし・家庭欄で

NBAバレエ団芸術監督・久保綋一さんが紹介された。

「わたしの宝物」というタイトルの土曜日定番コラムで、

これまでにもアーチストや俳優などが登場している。

 

 

2月中旬に記者とカメラマンがバレエ団を来訪し、

撮影とインタビューが行われたが、

きっかけが久保さんの著書『日本バレエを変える』だったので

担当編集者としてアテンド、同席させていただいた。

それで掲載紙が先週送られてきたのだ。

 

宝物は何ですか? と訊かれた久保さんは

バレエがまさに宝物です」と答えている。

どう日本のバレエを発展させていくか。

バレエを上質なエンターテインメントにしていく。

バレエ団で踊っているだけでダンサーが生活できるようにする。

これは絶対に成し遂げたいこと──と抱負も語っている。

ぜひぜひ実現していただきたい。

NBAバレエ団は日本バレエのテストケースなのだ。

 

最近の鵺子は、ピルエットを常にダブル回るよう努力している。

先生方のアドバイスを心して、お尻を締め、背中を広げ引き上げ、

頭で天を突き、脚で地を刺し、軸脚に体を預け、

回転方向に素早く軸脚側の脇を入れ込む。

それと同時に軸でないほうの足で床を蹴る。

理屈ではそれでうまくいくはずだが、

そんなことを考えていると却って回れない。

無意識の方が上手くいく。

バレエシューズでは時々ダブルを入れられる。

 

でも、ある日、ポアントのレッスン中、ダブルが入った。

なにも考えていなかったので咄嗟には気づかなかったが、

目の前のミラーに映った自分の顔が2回廻ったのだから、

これはダブル回ったということなのだ。

体は真っ直ぐ立っていた。

 

いやぁ、まぐれだったのかもしれないが、嬉しかった。

だからご褒美にPUERE HERMEのショップで

自分にこんなに美しいパウンドケーキを買ってあげた。

 

 

濃い目に淹れたコーヒとケーキはすごく美味しかった。

ポアントでのダブルは空を飛んでいるかのように気持ち良かった。

これから何度も空を飛びたい!

 

 

 

 

号外号外!『日本バレエを変える』が毎日新聞に

  • 2016.12.20 Tuesday
  • 16:53

 

さきほど毎日新聞の記者さんから連絡があり、

明日21日)の夕刊・芸能欄に、チャイコの久保綋一著

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦─』

新刊案内の記事として掲載されるとのことです。

 

 

ちょうど吉田都さんも同時期に本を出されていて

都さんの本との抱き合わせ。

海外で活躍してきたダンサーによる出版が続いたという

タイミングに合わせた内容になるそうです。

 

なにはともあれコーイチさんにもチャイコにも朗報で、

これからも日本のバレエ、日本のダンサーのために

仕事をしていく活力を与えられます。

 

本のご注文は、ぜひともチャイコショップにお願い申し上げます

26日に増刷分が入荷いたします。

http://tchaiko.co.jp/ でございます。

 

 

『日本バレエを変える』出だし好調!

  • 2016.12.18 Sunday
  • 08:11

 

前回の更新が1117日だったから、今日で1カ月ぶりになる。

あの頃は新刊のオビの責了をしたり、甥の結婚式もあったし、

出版情報登録センター、日本書籍出版協会、日販、amazon

新刊情報をネット登録作業もあり大わらわだった。

 

1128日に新刊『日本バレエを変える』の100部が届いたので、

著者の久保綋一さんに見本10部をお届けした。

とても良い出来上がりなので喜んでいただけた(こちら→)。

 

12月3、4日に彩の国さいたま芸術劇場でNBAバレエ団の公演

スターズ・アンド・ストライプス」があり(こちら→)、

会場物販をしていただくので30部を宅急便で送りだした。

加えてバレエ団から50部お買い上げの連絡があったのでそれも出荷し、

残りを以前から待っていてくれたバレエフレンドたちのために取り置いたら、

早刷の100部は一気に手元から消えてしまった。

 

彩の国での公演はバランシン、ムールトリー、平山素子の贅沢なトリプルビルで大入り。ロビーでは

久保綋一さんが踊るDVD動画も流され、これまた大人気。本の売れ行きも上々だった。

 

チャイコの本はオンデマンド(ODP)の丁寧手作りなので製本に時間がかかる。

特に今回は上製本で、DVDに動画を焼き、盤に印刷をし、袋に入れて、

本のうしろに貼り込みをするのでひと手間もふた手間もかかる。

印刷と製本の現場はフル稼働状態だが、チャイコは在庫を抱えすぎて

売れ残りを断裁するなんてことはしたくないのでODPにこだわっている。

断裁だなんて、本の悲鳴が聞こえてくるじゃないか。

 

2回目の納品分は1212日の正式発売日に向けて取次に届けて書店に配本、

残りを新刊情報登録後すぐに予約が来ていたamazonへ送り出した。

3回目、4回目の納品分もすでに行く先が決まっている。

鵺子が通うバレエスタジオ「Angel R」でも買取り物販してくださっている。

チャイコのショップや鵺子直販で予約してくださっているお客様、

取材でお世話になった方々への献本は26日到着分での対応になる。

amazonから引き続き納品依頼が来ているが、しばらくは在庫切れ状態。

皆さま、どうぞ、ご注文の際はチャイコのネットショップ(こちら→)

あるいは鵺子に直接ご連絡ください。

 

日本バレエを変える』は、肉体的ハンディをものともせず、

アメリカで20年プリンシパルとして踊り、

いま、日本のバレエを世界レベルに引き上げようと立ち働いている

天才ダンサー・久保綋一の半生記です。

84分の資料付録DVDには、本人18歳からのパフォーマンスが

ハイライト収録されています。ここでしか見られない貴重な動画です。

 

大谷郁代展へのご招待

  • 2016.11.17 Thursday
  • 09:26

 

チャイコのアンセム・シリーズ

秘密の心臓』『悪の道化師』のカバー絵の画家、

大谷郁代さんから個展の案内状が届いた。

 

於:日本橋三越本店 本館6階 美術サロン

会期: 12713(最終日は午後5時閉場)

 

 

題して─パステル・軽さと重さ─ 大谷郁代展」。

展示作品には、アンセム・シリーズの

カバーの原画も含まれるという。

これは楽しみだ。なぜかというと前編・後編のカバー絵は

 

 

大きな作品からトリミングされたもので、

オリジナルにはさらなる大谷さんの“世界”が描かれている。

これを会場で鑑賞することができるのだ。

 

大谷さんはバレエダンサーも好んで描いているが、

今回の個展のテーマ「軽さと重さ」は

ミラン・クンデラの小説『存在の耐えられない軽さ』

にインスピレーションを得ているという。

軽い質感のパステルと木炭を使い、緻密な重さを持つ画風

の大谷作品にふさわしい。

他に、直木賞候補になった宮下奈都の『羊と鋼の森』

の世界観を大谷さんの感性で表出した

[美しい森]という作品など約20点が展示される。

 

小説と絵画。バレエダンサーと絵画。

鵺子の生活を豊かなものにしてくれる

三要素を含む大谷さんの作品展だ。

 

話は変るが、今日、郵便局の帰り道、

今月オープンしたばかりの「ELLE café」(こちら→)に入ってみた。

六本木やヒカリエにはテイクアウトショップがあるが、

レストトランにもなっているのは青山店だけとのこと。

お茶の時間だったからウォールナッツタルト

エチオピア産コーヒーで寛ぐことにした。

 

 

メニューの詳細によると、タルトには胡桃のキャンディ、

カリフォルニアレーズン、ハニーキャビア、

塩キャラメルジェラートが載っている。

ところが「ハニーキャビア」というのがわからない。

訊くと、「蜂蜜をアルギニン酸で固め粒状にしたもの」という。

クローズアップで見ると、確かにイクラみたいな粒粒だ。

 

 

このカフェはオープンテラスもあってフランスっぽい。

パリに本店があるのかと思いきや、否、日本だけなのだという。

料理のタイプはフレンチカリフォルニアキュイジーヌ。

2Fのレストランでは、マドンナやオバマ大統領などを

顧客にもつサンフランシスコ在住のセレブリティシェフ、

メリッサ・キングが開店時のゲストシェフとして

日本の産地を旅して厳選したオーガニック食材を使った

スペシャルコースを供しているという。

なるほど、どちらかといえばアメリカン。

それでは近日中にトライしてみよう!

 

 

久保紘一さんの本、印刷中

  • 2016.11.11 Friday
  • 01:29

 

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦

本文がこの10日に責了した。

オビと投げ込みチラシのコピー修正も終えた。

束見本に表紙とカバーをかけ、眺め、

満足の笑みを浮かべる今日この頃の鵺子である。

 

 

翌日DVDが完パケしたので

印刷所にサンプルを受け取りに行った。

そわそわしながら視聴したが、

84分ばっちりOK、パーフェクト。

 

 

茄子紺の円盤には、久保さんが18歳で渡米する

きっかけになった〈ダイアナとアクティオン〉から始まり、

念願だった「ジゼル」のアルブレヒトまで10本が入っている。

彼の踊りの凄さが凝縮されたハイライト集だ。

DVDを本の参考資料付録にできて本当に良かった。

天才ダンサーですよと言葉で言っても、

百聞は一見に如かず、なのだから。

 

動画の使用については、その過程で苦労した。

コンテンポラリーは振付家の許諾が必要で、

許可を得られたとしても、米国の知的財産権法に基づき、

連続使用は30秒以内、計3分しか使えない。

音楽との兼ね合いもあって編集がややこしいのだ。

「スターズ・アンド・ストライプス」については

ジョージ・バランシン財団と契約書まで交わす大事になった。

クラシックでも公演の主催者、オーケストラの承諾が必要で、

本の原稿のかたわら、メールや手紙を何通も書き送った。

結果、世界にひとつしかないDVDが出来上がった

 

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦─

刷了するのは12月上旬。

このクリスマスシーズン、年末年始に、

素晴らしいテクニック、表現力、音楽性を持った

天才ダンサーの姿をぜひ読み、観ていただきたい。

そして、日本のバレエ界の問題を

一考していただけたら本望だ。

 

話は変り、ずっとブログを書けなかったので、

いまさらながらハロウィーンシーズンに食べた

パンプキンパイについてのご報告。

シナモンが好きで、数軒のお店で試したが、

今年のマイベストは南青山5丁目の「Clinton St. Baking」。

 

 

NY本店の固焼きホームメイドテイストそのままで、

アメリカンコーヒーにすごく合っていた。

 

 

 

久保本、光が見えたので小休止

  • 2016.10.23 Sunday
  • 04:37

 

日本バレエを変える コーイチ・クボの挑戦─』の

本文再校ゲラを戻し終え、現在、念校ゲラが出るのを待っている。

謝辞、参考資料リスト、奥付などの追加原稿は入稿したが、

年譜、編集者あとがき、解説を月末までに入れないと

校了がますます遅くなる。

あぁ、DVDの校閲もしなくてはならない。

 

本には久保さんの写真が沢山掲載されている。上は「くるみ割り人形」の胡桃王子。

 

このブログ、週一更新のはずなのに、

この数ヶ月は月一ペースに成り下がってしまった。

仕方ない、仕事、仕事が優先だ。

でもスイーツはいただいてるし、マイイベントもあるので、

書くならちょっと小休止のイマでしょう。

 

我が家のマンションの隣に、新しい3F建てのビルがある。

お洒落なレストランが入っており、屋上にはテントを張った、

アウトドア気分の「IKU青山」(こちら→)がある。

いつも通りがかるとかき氷の看板が気になっていたが、

今月半ば、小春日和で汗ばむ感じだったので

これが今年最後になるからと、入ってみた。

 

看板には「イチゴかき氷」とあったのに、

それは品切れだったので、代わりにカシスを注文した。

カシスは生を絞ってかけてあるのだそうで、

崩れないように氷を掻き分けていくと、クリーム状の

マスカルポネチーズがコンデンスミルクのように入っている。

かき混ぜていただくと甘酸っぱい不思議な味わいになる。

 

 

お天気がいいので壁代わりのビニールシートは除けられ、

天井の幕も巻かれているので、青空が見えて目の先は絶好の都会の景色。

仕事に疲れたら、ここでランチするのがいいかもしれない。

 

今月4日には、ターコさんが初めてトットちゃんと共演した

レティスとラベッジ」を、名古屋から駆けつけてきた

ターコさんファンの友人と一緒に、EXシアター六本木で観た。

 

 

普段では物凄い早口の黒柳徹子と、おっとり口調の麻実れい。

ターコさんファンとしては心配と好奇心で

このコンビのお芝居にわくわくどきどきだったのだが、

ピーター・シェーファーのスタイリッシュなコメディーを

それぞれの個性が光る演技で見せていた。

 

ターコさんは長い黒髪をどうやってしまっているのか、

ふたつもウィッグを付けて、その上に包帯を巻いた状態で

登場する場面があり、あれは頭が大変だったろうなぁ、と

鵺子はヘンなところで感心してしまった。

しかし、いつもと変わらず、長身、美形、足長のターコさん。

1113日が恒例の「お茶会」なので、またお会いできる。

むろん、名古屋のお友だちも一緒に参加。

 

11月には同窓会、結婚式などのイベントも待っている。

その頃には本が印刷に回っている、はず、だ。

 

 

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦―』

  • 2016.10.01 Saturday
  • 08:50

 

ブログ休載が一ヶ月を越えていた。

スィーツは食べているから写真のストックばかり増える。

そして鵺子の脂肪も増えている。

 

本当に忙しかった、落ち着かなかった。

久保綋一さんNBAバレエ団芸術監督)の本の

初校ゲラが八月末に出たあと、

九月中旬まで写真レイアウトの作業に集中していた。

その写真の枚数が60点越え。

現役時代の久保さんのものが多い。

写真家の名前がわからないものも多々あって、

関係者やネットをあたって探し出すのに時間がかかった。

 

一昨日、写真が全部載った再校ゲラが出てきて、

「我ながら本文と写真がドンピシャ!」と鵺子は大喜び。

 

『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦─』再校ゲラのページ。

 

カバー写真はNYの大御所写真家のものを

使わせてもらう許可をとるのに時間がかかっていたが、

昨日、ようやくOKの連絡がきたので胸をなでおろした。

それでホッとしてブログを書いている。

 

本のタイトルは『日本バレエを変える ─コーイチ・クボの挑戦―』。

旧態依然とした日本のバレエ界を

グローバルスタンダードに持っていきたいという

久保さんの意気込みを伝える内容になっている。

背が低いというハンディを抱えた彼がどうして

「ジゼル」や「白鳥の湖」で主役を踊るまでになったか──。

アメリカはコロラド・バレエ団のプリンシパルとして

二十年近く踊ってきた久保さんの、波瀾万丈にして奇想天外な半生が

赤裸々に語られているので乞うご期待!

写真だけでは彼の踊りの凄さはわからないので、

動画でハイライトシーンを見せるDVDが付録になる。

 

鵺子の会社は八月決算なので、それもあって余計に忙しかったが、

週明けに税理士に報告書を郵送し終えたら、

このDVDの編集を始めなければならない。

追加原稿もあるし、これで校了日に間に合うのだろうか……。

 

家の近くの骨董通りに「ブルーム アンド ブランチ」

という洒落たブティックがあって、

店のなかに「COBI COFFEE」というカフェが併設されている。

以前から気になっていたので、「かき氷あります」

の看板に引きずられて入ってみた。

《エスプレッソと白餡練乳、コーヒーゼリー添え》のかき氷、

それにコビブレンドサニーというコーヒーを注文。

 

 

白餡というのが和風で、あとはコーヒー系なので

奇妙な組み合わせのような感じだが、

なかなかオツな逸品で、疲れを吹き飛ばしてくれたのだった。

 

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(株)チャイコのHP

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バレエ関連書籍の出版社「チャイコ」専属エディター、鵺子が仕事、バレエ、スウィーツなどについて書いています。

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