La Dolce Vitaで久保さんの本が!

  • 2017.04.11 Tuesday
  • 23:28

 

バレエファンが情報収集のために欠かさず読む

La Dolce Vita」というブログがある。

無駄のない流れる文章、それでいて豊富な情報量。

鵺子も愛読している。

10日、ここで『日本バレエを変える』が紹介された。(こちら→

 

著者は筋金入りのバレットマンで、

日本だけでなく、欧米にも飛んで行き、

パリ・オペラ座バレエ、ニューヨーク・シティ・バレエなど

フレッシュな情報を仕入れてきては綴っていらっしゃる。

影響力のあるパワーブロガーだ。

取り上げていただき光栄、ありがとうございます!

 

先週8日の土曜日、知り合いのS先生

ご自分のオープンクラスを始められたので、

新宿村のそのレンタルスタジオに出かけて体験受講をしてみた。

月2回のペース、土曜午前中なので無理なく参加できそう。

可能な限り通ってみようと思う。(こちら→)

S先生はロシア国立ワガノワバレエアカデミーに留学し、

ウィーン国立劇場バレエ団で団員として踊っていらした由。

 

それにしても驚いたのは、新宿村の変わりようだ。

数年前までは、古いプレハブみたいな建物のスタジオ群だったが、

いまではそれが立派なビルの“レンタル・スタジオ・コンプレックス”。

リニューアルしたことは風の噂で聞いていたが、

これほどとは思っていなかった。

とても整然としていて、これは常にお稽古場を必要としている

ダンサーたちの強〜い味方だ。こういうところに、

日本のダンス界が変っていける可能性を見たような気がする。

 

新宿村を後にして、大江戸線中野坂上に向かう途中、

久しぶりに神田川をゆっくり眺めた。

川沿いは桜の名所なのだ。

数年前まで東中野に住んでいたので、

当時の自分や生活のことが思い出されてちょっとノスタルジック。

街の佇まいも人の生活も、ああ無常なれど、

川の流れと桜並木は変わらずそこにある。

 

 

 

 

 

皆勤賞で「プレリュード」終了!

  • 2017.04.09 Sunday
  • 22:44

 

2月から土曜クラスで受けていたヴァリエーション

プレリュード」を先週で終えた。

ショパンの曰く言い難いたおやかな曲に癒されながら、

見えないものに耳を傾け、自然と戯れるように

空気の妖精を踊る時間は至福だった。

何よりも、日常の嫌なことを忘れることができた。(こちら→)

(Youtubeはお見本にしたナタリア・マカロヴァのパフォーマンス)

 

上半身をほぼ一貫して3035度前傾して踊るのは

これまでなかったことで、興味深くもあり、難しくもあった。

前傾してもお尻を後ろに突き出してはいけない。

腰から下は真っ直ぐでなければならない。

腕の使い方もいつもと違う。空気でできた腕を

空気のなかで動かしているような透明性といえばいいだろうか。

この妖精は花の蜜を吸って生きている不思議ちゃんなのだから、

とにかく人間が踊っているように見えてはいけない。

 

最終日に先生が「最後ですから鏡を背にして踊りましょう」とおっしゃった。

脳が左右反転を自動的に行えない、ある種のハンディを抱える鵺子は

とてもビビったが、振りが完全に入っているせいか、難なくこなせた。

ステージの向きが変っても、体が左右の動きをきちんと認識していれば大丈夫。

とりあえずこれは毎週出席皆勤賞の成果で、100点、ということにしよう!

 

自分へのご褒美に、久しぶりにケーキというものを口にした。

コーヒが美味しいからとバレエ友だちに教えられた、渋谷のスタジオから

駅に向かう途中にある「星乃珈琲」のガトーショコラ。

 

 

とにかくここ2年間の多忙さで体重が4キロも増えたが

(ストレスを抱えて机に向かっている時間が長く、運動量が少ないからだ)、

それをこの1月からの減量で4キロ減らした。難しくはない。

お米の摂取を抑え、バターを使ったケーキをやめ、

甘味はお饅頭などの和菓子に切り替え、お肉と野菜は沢山いただいて、

毎日レッスンを受ければいい。

 

先週は東京でも桜が満開で、いま、他の植物も元気に葉を茂らせ、

花や実をつけ始めている。マンションの植え込みも賑やかさを増し、

まるで植物たちが聞こえない声でお喋りをしているよう。

空気の妖精を踊れるようになったからだろうか、

鵺子にも、花や実の可愛らしい囁きが聞こえてくる。

 

紫の実が愛らしい、ホソバヒイラギナンテン

 

可憐な、ユキヤナギ

 

 

シネマとバレエとお仕事と、そしてムムリク

  • 2017.04.02 Sunday
  • 03:30

 

時は静かに流れている。

好きなことだけやっていられる幸せ。

そりゃ、掃除や料理や洗い物は好きじゃないけれど

まあ、最低限の人間の生活の営みとしてやっている。

その他の時間はケーブルテレビやDVDで観る昔のシネマ、

毎日体を動かす1クラスのバレエレッスン、

そして遅れている仕事をこなす日々。

それに疲れたら息抜きに読書をする。

 

斜め向かいのマンションの植え込みの

しだれ桜が綺麗に咲いているのを眺める幸せ。

こんな恵まれた境遇も、高齢の母が元気にしてくれているからだ。

遠からず、妹たちと分担しながらの介護生活がやってくる。

今の時間を有り難く、大切に、満喫して生きていよう。

 

 

山の家で片付けをして、東京から移した荷物の中から

画家で友人だったムムリクさんの絵も取り出した。

ムムリクさんが亡くなってもう2年以上が過ぎたのに、

こうして作品を眺めることができるから、

彼女がこの世にいないとは思わずにいられる幸せ。

 

 

ムムリクさんは大人なのに子供の心で生きていた人だ。

作品には邪心のない、汚れのない童心が溢れている。

彼女の絵を眺めていると、幸せになれる、子供になれる。

ムムリクの絵がそばにいてくれるので救われる。

彼女は、大好きだった伯母様、ご両親、ご主人と

次々に介護をして見送るうちに、我が身の健康を害し、

そして皆の後を追うように逝ってしまった。

「ムムリク、そっちでも絵を描いている?」

 

 

久保さんの本・イン・SWAN MAGAZINE

  • 2017.03.19 Sunday
  • 04:59

 

平凡社の季刊誌にSWAN MAGAZINEというのがある。

バレエファンにはお馴染みで、有吉京子さんの

連載コミック「SWAN─白鳥─」をメインメニューに、

国内外のバレエ公演の紹介や情報を掲載している。

今月発売の春号特集記事は見応え、読み応えがある。

パリ・オペラ座を中心に、各国のバレエ団を紹介しながら

「白鳥の湖」の歴史を紐解いている。

 

 

チャイコの『日本バレエを変える─コーイチ・クボの挑戦

BOOK欄で紹介されているのも嬉しい。

「電車の中で読み始めたら面白くて乗り過ごしてしまいそうになった」

とイントロで書かれている。ご掲載、ありがとうございます。

 

 

14日の火曜日、ターコさん(麻実れい)主演のお芝居

炎 アンサンディ」を三軒茶屋のシアタートラムで観た。

アンサンディはイタリア語やカタロニア語で「炎」を意味する。

 

「炎 アンサンディ」のフライヤーとプログラム

 

とある中東の国の内戦を軸に、それこそ火炎地獄のような戦争のなかで

翻弄され、引き裂かれる人々の姿を描いた作品だった。

でもこれは今も現実に世界中で起こっている人間の悲劇だ。

劇場という、閉ざされた暗い空間のなかで、それが観客に提示される。

ターコさんは、想像を絶する苦しみを生き、死んでゆく女性を演じていた。

彼女ほどの存在感のある女優でなければ、

ギリシア悲劇にも通じるこの翻訳劇は日本ではありえない。

作者はレバノン・ベイルート出身で、フランス・パリの

コリーヌ国立劇場の芸術監督を務めるワジディ・ムワワド氏だ。

 

それにしても、ターコさん演じる少女の恋人役で登場した

岡本健一さんからは強烈な印象を受けた。

ジャニーズ事務所の男闘呼組のメンバーで、

いまでは舞台を中心に役者として活躍しているが、

彼はこの作品で、小さな役も含めると9人の人物を演じていた。

芝居の後でトークイベントがあり、

岡本さんがそう話してくれたからわかったことだ。

主要な役どころを数人分、台詞もない小さな役もそこかしこで。

えっ! あれも、あれも、あれも岡本さんだったの! という感じ。

役への徹し方といい、演じ方といい、鵺子の知らぬ間に、

男闘呼組の美少年はこんな凄い役者さんになっていたのだ。

 

 

上の写真は、劇場の近くの通りで見かけた花木の蕾。

春の訪れを感じさせる白木蓮だ。

日本が戦争状態になり、戦火に包まれれば、馥郁たる香の

こんな美しい花を愛でることができなくなるのだろうなぁ……。

 

 

「しんぶん赤旗」に久保綋一さんの記事

  • 2017.03.12 Sunday
  • 23:08

 

34日付「しんぶん赤旗」くらし・家庭欄で

NBAバレエ団芸術監督・久保綋一さんが紹介された。

「わたしの宝物」というタイトルの土曜日定番コラムで、

これまでにもアーチストや俳優などが登場している。

 

 

2月中旬に記者とカメラマンがバレエ団を来訪し、

撮影とインタビューが行われたが、

きっかけが久保さんの著書『日本バレエを変える』だったので

担当編集者としてアテンド、同席させていただいた。

それで掲載紙が先週送られてきたのだ。

 

宝物は何ですか? と訊かれた久保さんは

バレエがまさに宝物です」と答えている。

どう日本のバレエを発展させていくか。

バレエを上質なエンターテインメントにしていく。

バレエ団で踊っているだけでダンサーが生活できるようにする。

これは絶対に成し遂げたいこと──と抱負も語っている。

ぜひぜひ実現していただきたい。

NBAバレエ団は日本バレエのテストケースなのだ。

 

最近の鵺子は、ピルエットを常にダブル回るよう努力している。

先生方のアドバイスを心して、お尻を締め、背中を広げ引き上げ、

頭で天を突き、脚で地を刺し、軸脚に体を預け、

回転方向に素早く軸脚側の脇を入れ込む。

それと同時に軸でないほうの足で床を蹴る。

理屈ではそれでうまくいくはずだが、

そんなことを考えていると却って回れない。

無意識の方が上手くいく。

バレエシューズでは時々ダブルを入れられる。

 

でも、ある日、ポアントのレッスン中、ダブルが入った。

なにも考えていなかったので咄嗟には気づかなかったが、

目の前のミラーに映った自分の顔が2回廻ったのだから、

これはダブル回ったということなのだ。

体は真っ直ぐ立っていた。

 

いやぁ、まぐれだったのかもしれないが、嬉しかった。

だからご褒美にPUERE HERMEのショップで

自分にこんなに美しいパウンドケーキを買ってあげた。

 

 

濃い目に淹れたコーヒとケーキはすごく美味しかった。

ポアントでのダブルは空を飛んでいるかのように気持ち良かった。

これから何度も空を飛びたい!

 

 

 

 

踊っているときが一番幸せ!

  • 2017.03.04 Saturday
  • 05:44

 

日曜以外は毎日ワンレッスン受けて踊っている。

カロリー計算しながらの食生活も規則正しく、

体重もかなり減った。

 

1月、2月はヴァリエーションをよく踊った。

「海賊」オダリスクの第3(こちら→)

バランシンの「チャイコフスキー・パ・ドゥ・ドゥ」(こちら→)

「眠れる森の美女」オーロラ姫第3幕(こちら→)

重なって2、3月は「パキータ」のエトワール(こちら→)

レ・シルフィード」のプレリュード(こちら→)。

余裕があれば「ライモンダ」の第一幕(こちら→)も入るかも。

 

レ・シルフィード」は大好きではまっている。

空気の妖精の踊りだから、軽く軽く、静かに踊らなくてはならない。

妖精は人間ではなく、ましてや男でも女でもない不思議な存在。

そういったものになりきって踊る。これが面白く、楽しく、難しい。

上記、ご紹介したお手本はナタリア・マカロヴァで、

鵺子が大好きなバレリーナだが、こんな風に踊れたらなぁ、と思う。

 

なかなかこうはいかないから、お稽古着だけでもと、

チャコットで3年前に購入した「汚れあり現品限り」の

格安バーゲン・ロマンチックチュチュを着けてレッスンしている。

 

 

着用する機会がなく、着ないで死んじゃうかなと思っていたが、

今回有効利用できて嬉しい。気分だけは妖精なのだ。

 

でも昨日は、ちょっと私生活で嫌なことがあり、

考え事もあり、仕事も手に着かず、レッスンに行く気にもなれなかった。

こういう時はベッドにもぐりこんで本を読むに限る。

昔担当していた神永学さんの心霊探偵八雲シリーズの新刊

ANOTHER FILES 亡霊の願い』(角川文庫)

法村里絵さん翻訳の新刊『秘密だらけの危険なトリック』(創元推理文庫)

読みながらランチ後からディナータイムまで引きこもりを決めた。

死者の霊を見ることができる赤目の大学生、八雲が事件を解く。

高所恐怖症のマジシャンが事件解決に一役買う。

気分転換ができるこういう本がなかったら、この世は闇だろう。

 

文庫本をアテンドしているのはRepetto のバレリーナねずみ。アンティークものだ。

 

読み終えたら心の欝々は消えていた。

このまま寝ていたらせっかくのシェイプアップもとろけてしまう。

ベッドから抜け出し、嬉々として夜の最終レッスンに走った鵺子であった。

 

 

 

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(株)チャイコのHP

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このブログについて

バレエ関連書籍の出版社「チャイコ」専属エディター、鵺子が仕事、バレエ、スウィーツなどについて書いています。

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